どの外国語でもそうかもしれませんが、英語にはリズムがあります。
極端に言えば、楽譜にきれいに収まるようにできています。
リズムというのは、ビート(勢い)であったりします。
英語のビートはどこから来ているのでしょうか?
答え:文法です。
今日のブログでは、英語の読み方の例を一つだけ挙げたいと思います。
The most difficult thing is finding a good teacher.
「よい先生を見つけるのは難しい。」
まずは音声をYouTubeビデオで聞いてください。
この英文によると、The most difficult thing にかかる時間と is finding a good teacher. にかかる時間が同じです。
ここで言及しておかなければいけないことは、英語では言葉になっていない部分もカウントすることです。
この例文に関して言えば:
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇.
【The most difficult thing 〇〇 is finding a good teacher. 〇〇〇】
「The most difficult thing 〇〇 = is finding a good teacher. 〇〇〇」
イコールの前と、イコールの後に後半にかかる時間が同じになっています。
皆さんは、この〇〇は何だろうと思われるかもしれません。
間(ま)のことですが、なぜ、間(ま)をカウントするのでしょうか。
答えは、これが英語のリズムなのだと思います。
間を数えること。単語が読み終わった後もまだ続いている。
そして、その続いている間が終わるのを待たずに返事をすると、性急な返事をした印象になる。
The most difficult thing 〇〇 = is finding a good teacher. 〇〇〇
仮に前半をAとし、後半をBとします。
そして、仮にAを読むのに5秒かかるとすれば、Bを読むのに5秒かかります。
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英語を話すのに、そこまで知らなければいけないのか、というとそうではありません。
こういうのは自然にわかってくるものです。
英語を聞いていると特によくわかってきます。
特に意識する必要はありません。
英語は演説やスピーチや自分の意見を人前で発表することが多い文化の中にあります。
そういったときに、このリズムの法則にのっとって話さないと、スピーチのできない人、マナーにのっとった討論ができない人、ということになります。
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英語は音に親しみながら読む、話す練習ができることが理想的
別のブログで、単語を読むときのアクセントの位置について説明をする予定です。 英語を音読するときにまず知っていなければいけない知識です。
単語→センテンス→対話(会話)の順に音読のレベルは上がっていきます。
次の、『単語を読み方:アクセントの位置』の投稿も楽しみにしてください!
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