日本では発音を義務教育で教えていません。
ALTの先生はいても、ALTの先生は発音は教えてくれません。
ALTの先生の英語を聴いているのも、洋画や海外ドラマの英語を聴いているのも、さほど違いはありません。
日本人にとって、英語の発音は、自然に身に付くようなものではありません。
なぜ日本人は自然に英語の発音を身につけれないのか:
日本には和製英語があります。これが、本物の英語の発音を覚えるのを阻害(阻止)しています。
私でさえ、初めて高校時代にネイティブのALTの先生に個別で英語を教わった時に、『ハーブティー』のことを 『アーボーティー』とおっしゃったので、先生が間違えているというようなリアクションをしました。
日本で、ハーブティーが一般的なので、アーボーと言われると、うそでしょ?って思うんです。
そんな感じで、ネイティブの先生の英語を疑うこともありました。
なぜ疑うのでしょう。ネイティブなのに。
それは、日本社会には、和製英語がまかり通っているので、和製英語と違っていると受け入れることができないのかもしれません。
チョコレート
アイスクリーム
リーズナブル
テレフォン・ショッピング
ポテト
トマト
コーヒー
ドレス
タキシード
ブーケ
ポジティブ
メンタル
マイノリティー
ドリンク
アニマル
ベスト
ビジネス
ロサンゼルス
アシスタント
インストラクター
これらの単語を実際に使う時は、本当の英語の発音で言わないと、相手に通じません。
といいつつも、自分は最近、生徒さんと話すときに和製英語を使ったり、ツイッターでおしゃべりをするときに和製英語を使うようになりました。 なぜなら、和製英語を使うと、お互いの距離が縮まる感じがするからです。自分たちだけが理解できる暗号のようなものでしょうか。
日本では、誰かが新しい和製英語(発音か意味が違うものが多い)を作り出すと、日本中全員が使い出します。
更には、学校での発音の授業がない。
学校で上手な英語で話すと皆から変な目で見られる可能性がある。
日本国内にいて、英語の発音ができるというのは、大半の人にとってはプラスにならないのかもしれません。
でもね、ここまで読んでくれたから教えます。
日本にいながら、英語がかっこよく話せて、人気者になる方法があります。💕 (⋈◍>◡<◍)。✧♡
私の例から話させていただきます。
普段は日本語なんです。基本、英語を話すことはないんです。授業中もあてられたらぎこちなく発音していればいいのです。でも、話さなければいけない場では話す。
そうすると、英語でその場が救われたことになりますから、皆から感謝されます。
通訳をしてあげるのがいい例です。
通訳はネイティブの人とは英語で話しますが、日本人とは日本語で話します。だから、威圧感もないし、上から目線的なこともないし、通訳してくれてありがとうという感謝の念しか生まれません。
そういった風にして、『あ、英語の時はこの人に頼もう』という程度で頼ってもらうようになると、英語で人気者になれます。
英語ができるからと言っていじめられることは一度もありません。
ここで肝心の英語の発音のトピックに戻ります。
英語はもちろん覚えないといけないことがたくさんありますが、発音もその一つです。それなのに、日本では発音を教えていません。
いくら英語の成績が良くても、外国人の人と英語で話ができなければ、何のための文法や単語でしょうか?
英語を教える側は、発音を同時に教える必要があります。
このブログでは、私が発音レッスンで教えている内容の一部をご紹介いたします。
ビデオをここに貼る予定です。
英語の『ア』には、4種類あります。
1.Apple (ねちねちのア)
2.Up (日本語のアと一番近い音だけれども、発声方法が実は違うもの・日本人は英語のアをすべてこれでやっていると言っても過言ではないー2021年現在)
3.Art (口を縦に開けて、のどのあたりからアーというもの)
4.about (口を意識して開けずにぼそっとあと言う)
小学校や中学校で初めて英単語を学ぶときに、正しい発音で単語を学ぶことができれば、子供たちは自然と正しい発音を身に着けるかもしれません♡
そして、和製英語は和製英語として使い、英語は英語として使うことも、自然とできるようになるかもしれません。
私が塾で教えていた時は、子供たち(中学1年と2年)は発音がとても上手でした。
皆さんが覚えた文法と単語。あとは発音だけです。
英会話とは、学校で学んだことを、正しい発音で話すことで成立するのです。
そう難しいことではありません。受け入れること。そして、練習することです。
英語が話せるようになりたい人は、発音の練習には時間がかかるということも覚えておくといいでしょう。
↓
レッスン中にできていても、3時間後には忘れていることがあるからです。
忘れる前に、復習、復習、を繰り返し、
顔の筋肉や、口の周りの筋肉を英語用につけましょう。
3日間連続で復習すれば、
正しい発音を忘れることはありません。
復習は目標達成への一番の近道です。
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